東大駒場量子情報理論研究室のページにようこそ!

髙木研究室では、物理学、情報科学、計算科学それぞれの視点を横断的に用いながら、量子系の本質的な性質を操作的な観点から明らかにすることに興味を持ち、主に量子情報理論の基礎的な研究に取り組んでいます。 量子情報分野の問題に幅広く興味を持っていますが、特に力を入れている研究トピックとして

  • 量子リソース理論

  • 量子エンタングルメント理論

  • 量子熱力学

  • 連続自由度系の量子情報理論

  • 量子誤り訂正・抑制理論

  • 量子アルゴリズム

があります。研究議論や研究室見学などご興味ありましたらお気軽に ryujitakagi.pat[at]gmail.com までご連絡ください。

ニュース

2025 10月 対称性を用いたノイズ抑制法を量子チャネルに拡張した論文がPRX Quantumから出版されました。坪内健人さん、三橋洋亮さん、吉岡信行さんとの共同研究です。プレスリリースも公開されました。
2025 10月 連続自由度系の量子回路をガウシン状態への分解を考えることで古典シミュレートを行う方法を提案した論文がQuantumから出版されました。
2025 10月 相関を持つ触媒を用いた量子状態変換則を自由エネルギーで完全に特徴づけた量子熱力学の論文をarXivに投稿しました。白石直人さんとの共同研究です。
2025 9月 Uhlmann transformationを実装するプロトコルを導入した論文をarXivに投稿しました。
2025 8月 相関に着目した新しい非ガウシアン性指標を導入した論文をarXivに投稿しました。